【2022年最新版】社内SE・情シスは年収(給与)が安い?年収100万円アップする為の転職方法を解説!

社内SEが年収100万する方法社内SE

社内SEに転職を考えている人の共通の不安要素として転職後の年収が気になるのではないでしょうか。

一般的には社内SE・情シスは年収が低く、給料が安いと言われています。

実はそんなことはありません。

理由としては社内SE・情シスの年収や給料は転職先の規模・仕事内容・考え方によって大きく変わるからです。

特に大企業では年収(給与)の水準が高い為、社内SE・情シスの年収(給与)も高い傾向があります。

世の中IT人材が不足しています。

なので社内SE・情シスを積極的に採用しているようなので今の時期が狙い目でしょう。

この記事では現職の社内SE・情シスやこれから目指す方を対象に年収が100万円アップ為の転職方法について解説していきます。

社内SEの年収・給与は企業によって違う

まずは企業によって年収・給料がどう変化するのか解説します。

社内SEの年収・給与は各企業によって様々です。

社内SEということで考えるより転職先の規模・仕事内容・考え方によって年収・給与が違うと認識しましょう。

では順番に比較していきます。

転職先が大手と中小の場合の比較

転職先が大手企業の場合と中小企業の場合でも年収・給与が違ってきます。

例えば大手企業に転職すれば、大手企業の給与水準が適用されます。

中小企業に転職すれば中小企業の給与水準が適用される訳です。

もちろん大手企業のほうが給与水準が高いのでその分年収・給与が高くなる訳です。

転職先の仕事内容の比較

転職先の社内SEとしての仕事内容によって年収・給与が違ってきます。

社内SEはメインとする業務が各企業によって異なるからです。

業務システムの開発・要件定義・IT企画・インフラ系・ヘルプデスク等々。

内容によって年収・給与が異なります。

転職先のITに関する考え方の比較

社内SEは直接利益を上げる仕事内容ではありません。

だから生産性がなくコスト要員として扱う企業が一定数存在します。

そういった企業は経営層がシステムを理解していない(ITリテラシーが低い)のがほとんどです。

こういった企業はこのIT時代に淘汰されていく可能性が非常に高いので転職先としてはおすすめしません。

より年収の高い社内SEになる方法

では年収の高い社内SEになる方法はどうしたら良いのでしょうか。

具体的には大手企業への転職・業界を絞る等の方法があります。

大手企業を狙う

大手に転職するというのがおすすめです。

なんといっても給与水準が高いからです。

大手では社員数が多いため、大規模なシステム・ネットワークを使っていることころがほとんどです。

その分社内SEの人数もそれなりに確保する必要があります。

大手の分、それなりの学歴や職歴が必要になる場合があります。

人気の求人ですと通常であれば応募者が殺到し、多くの方が書類選考で落とされてしまいます。

そこは転職エージェントをうまく活用すると転職活動が優位に働くようサポートしてくれるので是非活用してみて下さい。

技術職のため新卒で入社するよりもハードルは低いです。

あこがれのあの会社にもしかしたら入社できる可能性がありますので是非チャレンジしてみてはどうでしょうか。

年収の高い業務を狙う

社内SEでも色々な業務があります。

特にヘルプデスクだけであれば年収は低い傾向があります。

できればIT推進・企画をメインとするような業務であれば年収は高いので積極的に狙っていきましょう。

ただし、企業によっては同じような業務でも低い場合があるので注意が必要です。

業界を絞る

社内SEのメリットとしてどの業界でも必要とされることです。

特に業界特有の業務知識を有する人材を求める傾向があります。

たとえば病院・外資・出版・メーカー系・化学・小売・金融等々、業界は多岐に渡ります。

何かひとつ特化する業界特有の知識があると年収(給与)の水準が高い傾向にあります。

ここで業種別のランキングを見ていきたいと思います。


画像引用元:「マイナビ転職」

こうしてみると上位は金融系というのが分かります。

金融系の知識がある社内SEの年収は高い傾向にあると言えます。

金融に限らず何かの業界特有の知識に特化することで今よりも年収(給与)がアップする確率が非常に高くなるでしょう。

ITに理解のある企業を狙う

ここは非常に難しいです。

入社してみないと分からないことが多いのが実情だからです。

しかし転職エージェントを活用することで転職先企業の情報はある程度教えてくれます。

その情報をもとに、転職先企業がITに理解があるのか判断すればよいです。

また自分自身でも調べてみることも忘れないで下さい。

社内SEに特化した転職エージェントを利用する

今より少しでも高い年収で社内SEに転職するためには社内SEに特化した転職エージェントが必要不可欠です。

登録することで非公開求人も紹介してくれるのもメリットのひとつです。

最大のメリットは企業とあなたをマッチングしてくれることです。

転職サイト等で求人を探し、ひとりで転職活動するには情報が多く時間もかかります。

しかし転職エージェントを利用することで必要最低限の時間であなたにマッチした求人を探し出し、企業とあなたをマッチングしてくれます。

更に社内SEに特化した転職エージェントであれば転職の成功率もあがるのでおすすめです。

特に現職で仕事をしながらの転職活動はとにかく時間が足りません。

そんな中、面倒なことは全て転職エージェントがやってくれるので使わない手はないでしょう。

なぜ社内SEは年収(給料)が低いのか

なぜ社内SEは年収(給料)が低いと言われているのでしょうか。

IT業界の年収(給料)と比べると低い傾向にあります。

また残業が少ない為にどうしても年収(給与)が低いと思われがちです。

IT業界と比べると低い

社内SEになる方は大抵の場合IT業界からの転職者です。

そのIT業界は他業界に比べて年収(給与)が高い傾向があります。

IT業界と社内SEを比較している為に年収(給与)が低いと認識されがちです。

残業が少ないから低い

SE経験者の方はよくお分かりだと思いますが他の業種に比べて残業が圧倒的に多いのが特徴です。

残業が多い分だけ収入が高くなる訳です。

社内SEだと残業がSEに比べて少なくなるのでその分収入が低くなる訳です。

ではなぜ社内SEは残業が少ないのでしょうか。

一番の要因は開発業務の有無です。

SEは発注者つまりお客様に対して開発したソフト期日までに納めなければなりません。

スケジュール通りにいけばいいのですが、ほとんどの場合スケジュール通りには進まなくなり結果として残業が多くなってしまうケースがほとんどです。

社内SEで開発業務をしている方は少数で、どちらかというと開発の要件定義等をまとめ、ベンダー管理側である点です。

そして仕事内容的に社内向けの内容がほとんどなのでSEと比べて残業が少ない傾向にあります。

ここではある実際の例をもとに比較してみます。

SEと社内SEの給料が同等で残業時間のみ変わる場合の比較

【条件】
・月給32万円
・1日8時間労働
・SEの残業時間は月30時間
・社内SEの残業時間は月5時間

上記の条件の場合の残業を計算してみましょう。

【残業代計算式】
1時間当たりの賃金=32万円(8時間×20日)=2,000円
残業代=2,000円×1.25×1時間=2,500円

SEと社内SEの残業代比較

【SEの場合】月の残業時間30時間
(月額)2,500円×30時間=75,000
(年額)75,000円×12ヶ月=900,000

【社内SEの場合】月の残業5時間
(月額)2,500円×5時間=12,500
(年額)12,500円×12ヶ月=150,000

残業は月に25時間の差で計算すると下記のような差が生まれます。

月額差額:75,000-12,500=62,500
年収差額:900,000-150,000=750,000

結果として社内SEは残業が少ない傾向にあるので年収(給与)が安いと思われている原因の一つでしょう。

結果として社内SEは年収(給与)は安くない

各企業毎、もしくは仕事の内容、労働時間で年収(給与)の違いはありますが、社内SEだから安いという訳ではないと言えるでしょう。

企業毎で社内SEの扱いは全然違います。

ITリテラシーが低くい会社ほど社内SEの年収(給与)は低く評価されづらいのが現状です。

もしそのような企業に所属して悩んでいるのであれば、大企業を狙って転職活動してみて下さい。

昨今、各企業でDX化がすすみ、IT人材が不足しています。

社内SEの採用が増えている今が転職する絶好の機会なのです。

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